こんにちは、今回は、en-courageさん(通称エンカレ)とのコラボ記事ということで、エンカレのメンターである辻周一郎さんに、就活の感想と、就活のスケジュール、個人的な強み弱みについてお伺いいたしました。絶賛就活中の方も、まだ就活についてよくわからない方も、是非ともご一読ください。それでは、どうぞ!

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en-courageとは?

札場)本日はお時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いします。

辻さん)よろしくお願いします。

札場)今回は、エンカレさんとのコラボ記事ということで、最初にエンカレの紹介をしていただけたらと思います。

辻さん)わかりました。en-courage、通称エンカレは、一橋の先輩が選好対策や企業選びなどの就活に関する悩みをメンターとして聞いてくれるサービスを提供する団体です。就活について相談するにはちょうどいい距離感のメンターがいてくれて、僕もヘビーに使っていました。

辻さんの就活概要

札場)ありがとうございます。それでは早速ですが、そんな辻さんが体験した就活のお話を伺っていきたいと思います。

辻さん)よろしくお願いします。

札場)まず始めに、辻さんの志望業界や志望企業を差し支えない範囲で教えていただけますでしょうか?

辻さん)はい。本選考を受けた企業は、数としては5社です。金融企業が4社と、電気通信企業が1社ですね。結果としては、金融企業2社と通信企業1社から内定をもらって、残り二つは二次面接で辞退しました。最終的には政府系金融の企業に就職することを決めています。

札場)5社なんですね。これは少ない印象がありますが、どうなのでしょうか?

辻さん)正直少ないですね。僕は早めに内定が出たっていうのもあるんですけど、あんまり多くは出しませんでした。実際は10〜20社出す人が多いと思うって感じです。

札場)そうだったんですか。ちなみに、内定はいつ頃に出たのでしょうか?

辻さん)そうですね、一番最初が1月です。その後、通信企業のリクルーター選考のルートでほぼ最終面接までいけるみたいな話をいただきました。すでに内定を貰っている状態で通信企業の最終面接までいけるなら、あんまり沢山出さなくていいなって思って数を絞った感じですね。

札場)では、結構気楽に就活は進められましたか?

辻さん)いや、どちらかというと僕は数を絞ってきちんと対策したので、気楽ではなかったかもしれないです。金融企業の1社は1時間の面接が8回あって、そこに労力を集中させたかったから数を絞りました。企業を受けるとなると、その企業の研究をしなくちゃいけなくなるので、そこに時間はかけられないという判断です。

札場)なるほど。一種の戦略ですね。業界はあまり絞られなかったのですね。

辻さん)そうですね。僕は業界を就活の軸に置いていませんでした。BtoBビジネスで、地域や業界を絞らずにソリューションを幅広く提供でき、企業理念に共感できるっていうことに重きを置いていました。現在の就職予定先なんかはそれが特に顕著で、政府系金融で結構特殊な企業でして、日本を変えたいみたいな強い動機がないと受けない上に特殊な対策をしなくちゃいけない企業なんですね。なので、例えば金融の業界をいっぱい受けたとしても、僕がやりたいこととは一致してないんですよ。
 これは自分でも少し特殊だと思っていて、普通だったら例えばコンサルとかだったらケース対策とかは多くの数やった方がいいし、メーカーとかも面接数やった方がいいんです。でも、政府系金融はその限りではないんです。

札場)なるほど。自分の目指す仕事が明確なのは尊敬します。

辻さんの就活スケジュール

札場)ではここから、辻さんの就活のスケジュールを伺いたいと思います。

辻さん)はい。僕が就活を始めたのは2年生の3月頃です。就活のことを考えるために時間を設けて、就活の自己分析本を買って、それを1か月やるっていう。

札場)早いですね。これは何かきっかけがあったのでしょうか。

辻さん)そうですね。僕は浪人していて、それ故の置いて行かれている感はありました。それ以外にも、友人が就活を始めるのが早く、それに影響されて進めました。最初はマスコミに行きたかったんです。きっかけは親の仕事です。マスコミの如水ゼミに行ったり、ビズリーチキャンパスのセミナーに参加したりしました。

札場)そうだったんですね。そうなると夏のインターンには結構参加されたんでしょうか?

辻さん)いや、それが夏のESがもうとにかく落ちまして。マスコミとITに10社以上出したんですけど、マスコミは1社も受かりませんでした。ここまでが就活の第一段階ですかね。正直、夏前とその後の就活は繋がりが殆どないです。

札場)なるほど。インターンの門戸は狭かったということですね。

辻さん)そうですね。そこであまりに上手くいかなくて一度挫折しました。これが大体6月、7月。何かしないとまずいなと感じるようになりましたね。そもそも自分の中で凄い引っかかってたのが、ガクチカが盛らないと話せない内容だっていうことなんですよね。僕はそれが凄く嫌というか、あまり自信のあるガクチカではなかったんです。あと、企業のことをあまり知らないなという風に思いまして。一旦就活をやめて長期インターンを始めたんです。

札場)思いきりましたね。

辻さん)はい。ガクチカ作りと企業研究のために、人材企業の営業セールスの長期インターンを始めました。これが7月くらい。内容としては、色々な企業の人事に電話をかけて、中途採用の商材の商談をしました。色々な業界の人事と話せて、スタートアップやベンチャーの雰囲気も感じ取れました。

札場)それは貴重な経験ですね。

辻さん)本当にそうでした。このおかげで、業界知識や人事の求める人材等を学生ではわからないくらいの粒度で知ることができました。これを機に就活軸が大きく変わります。課題解決の重要性を実感し、「長期的で本質的な支援を伴走型で行いたい。会社の利益ではなく、社会貢献のために働きたい」と思うようになりました。そこから、社会貢献が長期的で、解決の幅が地域や場所に絞られない、金融と通信インフラに業界を絞っていきました。

札場)長期インターンを機に一気に就活の軸が固まりましたね。

辻さん)はい。これが9月ごろですかね。そこから秋のインターンに4社ほど出し、エンカレを利用し始めました。まだガクチカの作り途中だったので、就活に本腰を入れていませんでした。結果、優遇がとれるようなインターンには行けませんでした。

札場)就活をしないという選択をあえて取ったのですね。本格的に始めたのはいつ頃なのでしょうか?

辻さん)そうですね。冬の11月くらいから本当に焦り始めて、座談会やら何やらに急に出席しだしました。その中の一つが本選考を受けた通信企業だったんですよね。一橋で対面のものがあったので行ってみたんです。そしたら、座談会後にリクルーターがつきまして、冬の2daysインターンが終わった段階で、先ほど言ったリクルーター選考に乗れたという感じです。それと同時に、最初に内定をもらうことになる金融企業も模擬面接イベントに参加した後トントン拍子で本選考に行けて、1月に内定がもらえたので、大分焦りが落ち着きました。

札場)すごいですね。急に決まりだしたのには何か理由があったのでしょうか?

辻さん)ぶっちゃけ、リクルーターがつくところまではそんなに特別ではないです。でも、長期インターンで本格的に法人営業をやっていたのもあって、ビジネスの話がそれなりにできたんです。要は、相手に評価されやすい話ができたんですね。それが理由なんじゃないかな。

札場)長期インターンの存在が大きかったんですね。

辻さん)間違いないです。面接でも、長期インターンの話で盛り上がって、聞いてて面白いってフィードバックをいただきました。就職予定先なんか、四次面接の最初に、「君のガクチカは聞きごたえがあっておもしろいって聞いてるから、楽しみにしてるよ」ってプレッシャーかけられちゃって笑 評価されているんだなと実感しました。

札場)評価されていることが目に見えるのは嬉しいですね。それ以降の就活はいかがでしたか?

辻さん)金融企業の1社が2月から本選考が始まって、通信企業は2月に2daysに参加して、3月に本選考開始、4/27に内定をもらいました。この時点で手持ちが次に二次面接の企業、次GDの企業、次五次面接の企業でした。この時から現在の就職予定先が第一志望だったので、そこだけに絞りました。

札場)なるほど。そちらを第一志望にされた理由は何でしょうか?

辻さん)色々あるのですが、やっぱり社員さんの優秀さですかね。僕はOB訪問では日本の課題について議論するようにしていたのですが、一番議論が弾んだのがそこの企業の方々でした。視野も広くて、この人たちと働きたいと強く思うようになりました。

札場)OB訪問ですか。OB訪問にはどのくらいいかれましたか?

辻さん)そうですね。社員さんと個人的にお話しする機会っていうので言うと、そこは4人お話ししました。社員さんが2人と内定者が2人。通信企業はリクルーター含めて3人。選考に進んでいた金融企業はPSという制度を使いました。もう一つの金融企業はキャリア支援室経由で1人と、内定者のエンカレメンターが1人です。10月の秋インターンの選考に落ちてから始めました。

札場)やはり実際に社員さんとお話しする機会を自分でも作っていくべきですね。
   選考対策はどのように進めましたか?

辻さん)ESは秋インターンから、面接は秋から月一で、どちらもエンカレを利用して対策しました。面接は12-1月あたりは週一回15分してもらった感じですね。企業研究は自分で行いました。

札場)やはりエンカレなどのサポートを上手く利用するのが重要ですね。

強みと弱み

札場)続きまして、辻さんの強みと弱みをお伺いしたいと思います。

辻さん)はい。僕の強みは一言でいうと、全員を一つの目標に向かわせることが得意である点です。物事を進める力が強かったと思います。これはガクチカである長期インターンを行っていく中で培われてきました。長期インターンで学生チームのリーダーになり、営業管理やメンバーのモチベーション維持を行いました。これはメンバーによって大きく異なる部分で、全員と1on1で話して、全員で目指していける目標を設定しました。

札場)リード力が強かったのでしょうか?

辻さん)いや、リーダーシップというよりは、関係構築ですかね。この強みは、リーダーという立場でなくても発揮できると思います。サークルの新歓ではリーダーとメンバーの橋渡しを担いましたし。要は集団を一つにする能力っていうところですかね。

札場)なるほど。それは企業が求める強みの一つな気がしますね。逆に弱みはありますか?

辻さん)抱え込みすぎることです。八方美人な面があって、自分のキャパ管理が二の次になってしまいがちです。

札場)すごくわかります。自分が頑張ればいいやってなっちゃうんですよね。

辻さん)そうそう。でも、それは結局上手くいかなくて、全体に迷惑がかかっちゃうんですよ。だからきちんと頼れるようになろうと。

札場)そうなのですね。続いて、就活の時にやっておけばよかったことはありますか?

辻さん)インターンにもっと参加していればよかったです。就活を通じて友達や仲間ができるんですよ。その人たちと情報共有をしながら一緒にやっていく面が就活にはあると思います。その交流が自分にもあったら良かったなと思います。なので、もっとインターンに応募すればよかったです。

札場)なるほど、情報共有ですか。確かに、自分一人で集められる情報には限りがありますもんね。

辻さん)はい。あと、情報という面で行くと、早期からエンカレを利用しておけばよかったです。一回でもいいから夏前から利用して、就活の全体像を教えてもらうなどするべきでした。もっと頼ればよかったです。

札場)不安な時に教えてくれる人がいれば安心しますもんね。

就活生へのメッセージ

札場)それでは最後に、就活生と1、2年生へのメッセージをそれぞれいただけますか?

辻さん)はい。まずは就活生へ。うまくいかない人もいると思います。でも、大事なのは自分が自分のキャリアや企業について考え抜けるかどうか。インターンに行けることよりも、自分がその会社で何がしたいのか明確であることの方が重要です。その際、何をしていて何を大事にしている会社なのかを考え続けると良いと思います。それができていれば面接でも正直に話すことができますよ。あと、インターンに行っていなくても本選考で通ります。諦めずに頑張ってください。また、人を頼るようにしましょう。その一環で、是非ともエンカレをご利用ください。

札場)ありがとうございます。続いて、1、2年生へお願いします。

辻さん)はい。就活がまだ少し先の皆さんは、とにかく学生時代にしかできないことをやってください。サークルでもバイトでも趣味でも留学でもいいです。就活で大事なのは、それまで学生でしかできないことをやってこれたかどうかです。それをきちんとこなしたうえで、就活に取り組むマインドに切り替えていけば良いと思います。

札場)ありがとうございます。きっとこの記事を読まれている方々に届いているはずです。

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 いかがだったでしょうか。辻さんの、長期インターンを経て、就活の軸を固め、選考に臨んでいく流れがよくわかったのではないでしょうか。辻さんのお話にもある通り、就職活動は自分のキャリアについて考える良い機会だと思います。この記事が皆さんのそんな就職活動の一助になれば幸いです。以上、就活体験インタビューでした。

(以上)

この記事を書いた人を知る

札場大翔

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