現役の一橋生から受験生時代の勉強法について、どこよりも詳しくお話を聞くこの企画。

今回は、法学部3年生の松本さんに勉強スケジュール、勉強方法について伺いました。

千葉県立薬園台高校出身の松本さん。

高校3年の夏休みは文化祭に向けて奮闘しながらも現役合格。”量” をこなした先にたどり着いた合格への最短ルートとは?


高校2年から部活後は塾で勉強

北川)本日はよろしくお願いいたします!

早速ですが、通われていた高校について教えてください。

松本)千葉県立薬園台高校に通っていました。学力的には県内のトップ校と自称進学校の間ぐらいの高校でした。

北川)受験生として本格的に勉強を始めた時の定期テストの成績や模試の成績などはどうだったのでしょうか。

松本)高校の定期テストではクラスの上位を維持していました。

模試の成績は、高校2年生の1月に受けた共通テスト(センター)同日テストで英語が8.5割・国語が8割・数学が6割・日本史が7割でした。

北川)受験勉強中の1日のスケジュールについて教えてください。

松本)高校では弓道部に所属していました。高校1年の夏から東進ハイスクール柏校に通っていましたが,

その時期は毎日通っていはいませんでした。

高校2年生からは18:30まで部活動に参加した後に毎日塾に通うようになりました。

部活引退後は学校がある日は授業終了後すぐに東進に行っていました。

学校がない日は朝8:30から東進が閉まる22:00まで必ず残って勉強していました。

過去問は30年分を2.5周

北川)各教科で使用していたオススメの参考書などがあれば教えてください

松本)参考書で勉強したというよりは、主に東進ハイスクールの映像授業や演習セット、過去問対策で勉強していました。

東進や過去問での知識の不足部分や演習量を確保するために、英語は『NextStage』と『解体英熟語』を使用していました。数学は『文系数学のプラチカ』に取り組んでいました。『文系数学のプラチカ』は受験当日までに3周しました。

数学は、「教科としては”好き”だけれど点数が伸びない」という状況が続きましたが、

東進ハイスクールの映像授業→一橋の過去問→文系数学のプラチカ→一橋の過去問

という順番で取り組み、なんとか合格することができました。

北川)参考書のみならず、映像授業や過去問対策などいろいろなインプット・アウトプットの仕方を経験した結果どのやり方が最も効率がよかったでしょうか。

松本)ある程度解答するための知識の下地が完成すれば、過去問演習に注力し高速でアウトプットと復習のサイクルを回すのが合格への最短ルートだと思います。

受験生時代には、一橋の過去問は英語・国語に関しては20年×2周。それに加えて数学と日本史に関しては30年×2.5周していました。

他にも、併願の早稲田法、明治法、中央法の過去問に関しても5~15年分取り組んだ結果、過去問演習が最も効率がよかったです。

完璧な復習はない

北川)数学の勉強に関して、「点数が伸びない状況」が続いたとお聞きしまししたが、そんな中で粘り強く取り組むために意識していたことなどがあれば教えてください。

松本)完璧な復習はできないと思っていましたし、何より時間をかけて復習するのが嫌いだったので、どんどん次の演習に進んでいましたね。

北川)なるほど。復習に時間をかけすぎても自己満足になってしまいがちですよね。その状況に陥るのではなくて、どんどん前に進んでいくのですね。

日本史は知識の体系化を

北川)その他の教科の勉強法についても教えてください。

松本)日本史に関しては、高校2年生の夏から冬までは東進の映像授業に取り組みました。

高校2年生の春休みからは『日本史の実況中継』と東進の映像授業の再受講に並行して取り組んでいました。

高校3年生の春から夏にかけては 『日本史の実況中継』と『一問一答』に取り組み、夏から受験直前の期間は共テ・二次試験の過去問と山川の教科書で仕上げていきました。

北川)日本史は膨大な量の暗記が必要だと思いますが、何か意識されていたことはありますか?

松本)知識を体系的に、因果関係を何も見ずに図式化できるように勉強していました。夏に二次試験の過去問を見ていたのも良かったですね。なぜなら最終的に到達しなくてはならないレベルを早いうちから知ることができたからです。

また、顕著な傾向(近現代比重の高さ)を理解して勉強できたからです。山川の教科書は二次記述対策に良かったです。一問一答は最終的に「索引の語句からその語句についての説明がすらすら出てくる」という状態まで反復して練習しました。

モチベーションに頼らない

北川)受験勉強中にモチベーションが下がってしまうこともあると思いますが、モチベーションを保つコツはありますか?

松本)モチベーションに頼るのではなくて習慣化してしまうことが重要だと思います。勉強するのが習慣化されていて、当たり前だったらストレスは感じにくくなっているはずです。そのためにも受験期の早い段階での勉強の習慣化をお勧めします。

ストレスは生じるので、その時は美味しいものを食べたり、睡眠時間を長くしたり、お風呂に長めに入るなど普通の生活の中での満足度を少し上げるのが良いと思います。

北川)受験生として生活する中でスマホとの付き合い方は誰しもが悩むのではないかと思いますが、松本さんの場合はどうだったのでしょうか

松本)帰宅した22時半から24時くらいの間は、ストレス解消としてスマホは触っていました。ただし、ベットにはもっていかないようにしていました。ベッドの中でだらだら触っちゃうと夜更かししちゃいますからね。

受験生へのアドバイス

北川)最後に受験生活を送る上でのアドバイスがあれば教えてください。

松本)いろいろと理想論を語りましたが、いろいろと悩んだ結果このような勉強スタイルに行き着いています。何事もトライ&エラーで勉強するのが良いと思います。また、自分は文化祭の楽しさと模試の合格判定が良かったことが心の支えになりました。勉強に関連する可動かにかかわらず、心の支えになるものを複数持っていると良いと思います。

北川)本日はありがとうございました!!

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北川諒

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