今回お話を伺ったのは、商学部3年生のJodee Chiaさん(以下ジョディさん)。

日本とは大きく異なる地理、文化、歴史を持つ国であるマレーシアからの留学生です。

取材では、国際経験の豊富なジョディさんが日本への大学進学を決めた経緯とそういう視点を持つからこそ見える世界と日本の文化の違いに迫りました。

今回は前編、中編、後編に分けてお届けしています。 この記事は後編、日本とマレーシアや世界の文化の違いについて伺いました。

目次

1.部活動をする日本、研究をする外国

2.就活は大学卒業後から

3.多くの言語が飛び交う環境


1.部活動をする日本、研究をする外国

これは、端的にまとめると、日本の大学生は課外活動に力を入れて、海外の大学生は大学内での勉強に力を入れるという違いがあるということがわかりました。

日本の大学生は体育会系の部活動やアルバイト、インターンなどを学生の間に熱心に取り組みます。対して、マレーシアや諸外国では、部活動は盛んではなく、大学で専攻しているテーマの研究に熱心に取り組む人の割合がより高いです。したがって研究テーマに対するビジネスコンテストなどへの参加が積極的に行われています。

実際ジョディさんやジョディさんの知人の留学生は、勉強をするつもりで日本に来たが、日本人大学生は大学での研究より課外活動に取り組んでいて驚いたそうです。

2.就活は大学卒業後から

大学での活動に関連して、日本と外国では就職活動を始めるタイミングも大きく異なりま す。

日本は3年生から就職活動を始める人が多いのに対して、マレーシアでは大学卒業後に 就職活動が始まります。アメリカでも早くて4年生から始めるそうです。

日本の3年生から 就職活動を始めるという文化はジョディさんの知る範囲では最も早いスタートとのことで した。

3.多くの言葉が飛び交う環境

日本は単一の民族でできた国ですので、外国人は外国人という意識があります。よって話し方などの文化の違い等で、相手が日本人か外国人かすぐにわかります。対してマレーシアでは様々な文化や言語を話す人が混在しているので、話している相手が外国人なのかわかりません。そして相手が違う文化圏の人なのかどうかということも気に留めないそうです。

ここには日本とマレーシアのそれぞれの民俗観が読み取れます。

また、多民族文化だからこそ日本とはかなり様相の違う環境があります。ジョディさんの生い立ちでも触れたように生活圏の中で何個もの言語が飛び交っているのです。学校もそれぞれ扱う言語に違いがあります。

したがってマレーシアでは3か国語ほどしゃべれることは当たり前です。普段の生活でも学校でも日本語しか使わない日本とは大きく異なる環境と言えます。

このように文化が違えば当たり前の環境も全く違い、思ってもみないことまで様々な相違が生まれていました。


今回は、マレーシアからの留学生であるジョディさんに留学の経緯から日本とマレーシアの文化の違いまでたくさんお話をいただきました。

初めて知ったことがあった方も多いのではないでしょうか。

私自身驚かされることばかりで、新たな視点を多く得ることができる取材でした。

一橋大学には、多くの留学生が在籍しているので、この記事から得たことが少しでも皆さんと留学生をつなげるきっかけになれば幸いです。

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