2023/12/16

山田哲也ゼミ

社会学部 教育社会学
月 5 要相談
教育社会調査教育格差マイノリティと教育

3年では、ゼミ生の希望を基にひとつのテーマを選択し、教育に関わる社会調査を行う。2022年度は「ジェンダーが進路選択に与える影響」をテーマとして、男女共学と別学の高校2年生を対象に質問紙調査を行っている。2021年度はインタビュー調査で保護者、教師、小中学生など様々な立場の人に話を聞いていた。選択したテーマの内容についての理解を深めるとともに、調査の手法についても学ぶことができる。
輪読がなし

学習について

1年の流れ

3年次春夏

学年で一つのテーマを決める
4~5月:導入・興味のある教育テーマについて各自発表
6~7月:調査実習のテーマを決定・実習に向けた準備

3年次秋冬

9~10月:本格的な準備(質問紙作成・インタビュー内容作成・依頼)
11~12月:社会調査実施
1~3月:分析・レポート作成

4年次春夏

卒論

4年次秋冬

卒論

教員の経歴

1996年琉球大学教育学部 卒業
2000年一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了
宮城教育大学教育学部 講師→助教授→准教授
大阪大学大学院人間科学研究科 准教授
一橋大学大学院社会学研究科 准教授→教授
詳細 https://researchmap.jp/t_yamada

ゼミ生について

3年生

男子 5

女子 6

合計人数

19

うち留学人数

0

4年生

男子 5

女子 3

どんな人が多い?

全員社会学部生。兼ゼミはいない。所属コミュニティは多様で、運動系、文化系、社会系サークルの人などがいる。体育会系部活はいないが、ボート部所属の先輩もいた。

ゼミの雰囲気

ただテキストを読み込むだけではなく、社会調査で積極的に行動することが楽しめる学生が多い。交流は2泊3日のゼミ合宿への参加やゼミ後のご飯などがある。
毎週月曜5限。調査内容によっては、ゼミ以外の時間にインタビューや質問紙の梱包作業をすることもある。

就職先

就職先は多様。民間就職が多いが、院進、公務員、教員になるひともいる。

関連リンク

内部のホンネ&やってみて!

魅力

教育社会学について学ぶことができる。
社会調査士のための単位になる。
社会調査を体験することができる。(質問紙調査であれば、質問の言葉ひとつひとつから、学校への依頼、分析まで学ぶ)
先生がやさしく、就活などで欠席しても配慮をしてもらえる。

大変なところ

調査のタイミングによって、集中して課題に取り組むことが必要になる。
調査で、電話をかけたり、質問紙1000部をホチキスで止めたり、アクティブに行動することが苦手な人にとっては大変かもしれない。

入ゼミ前にやること

中村高康・松田亮二編『現場で使える教育社会学:教職のための「教育格差」入門』ミネルヴァ書房、2021年
(教授のおすすめ)

関連講義

教育に関連する授業(教育の歴史、教育の社会学など)

募集要項

新歓日程詳細

募集人数/倍率

募集人数は8人程度。倍率はほぼ1倍で、人数を軸に置いた相対評価というよりは絶対評価に近い判断が行われていると思われる。

応募課題

①ゼミ登録期間に応募
②レポート提出 (志望理由・社会調査実習でやってみたいテーマ、1枚程度)
③面談 (レポートの内容・自身がどうゼミに貢献できるか、15分程度)リラックスした雰囲気