一橋大学周辺の飲食店と体育会のつながりについて取材する本企画

今回は、国立旭通り商店街のやおぎん様と一橋大学男子ラクロス部様に取材させていただきました。

やおぎん名物の”ご飯メガ盛り”から知られざるやおぎんの歴史、ラクロス部をはじめとした一橋大学体育会の学生との繋がりまでお聞きしました。

目次

1.やおぎんの歴史

2.一橋生との繋がり

3.男子ラクロス部Serpents 主将から


1.やおぎんの歴史について

〜本日は取材を受けていただきありがとうございます。

まず初めに、やおぎんさんの歴史から伺いたいです。

昭和24年ごろから八百屋さんとして始まったんだよね。私は父がやっていた八百屋さんを手伝っていた形だったんだよ。ただ、大型スーパーの台頭やコンビニエンスストアの進出により売り上げが1/3ほどになったり、それまで10売れていた商品が1しか売れなくなったりするなど、八百屋という商売自体が苦しくなっていったという感じかな。

それで、13年前からお惣菜屋さんとして再出発しました。

〜最初からイートインスペースもあるお弁当屋さんという今の形ではなかったんですね。

そうだよ。お惣菜屋さんとしてスタートしたら、あるお客さんから「このお惣菜でお弁当作ってもらえませんか」と言われちゃってね、そこから段々お弁当屋さんに変わっていったんだよね。そのうち色々なメニューをリクエストされてね、日替わりで作ったものが定番のものに変わってきたりしたんだ。体育会の学生からは筋肉をつけるのに鶏料理がいいと言われてね、それで、鶏料理が豊富にあるんだよね。

〜体育会の学生としては、筋肉を作るのに必要な鶏胸肉のメニューが豊富なのが嬉しいです!!

それは調理してくれてるおばちゃんが理解してくれてるからね。

〜これまでやおぎんさんを営業されていて、この時期は大変だったなという時期はありましたか?

ずっと大変だったかな〜。

特に最近は材料がほとんど上がってしまったしね。調味料から弁当の容器まで上がってしまってね。

〜そんな苦しい中でもこれだけの料金で、お腹いっぱいまで食べさせてもらっているのは学生としては本当にありがたいです。

本当はもう少しあげたい気持ちもあるんだけどね。みんなのことを思うとなかなかね。

〜やおぎんといえば、ご飯の”メガ盛り”ですよね。学生は150円で食べられるのが嬉しいです。

これもね、初めは普通盛りしかなかったんだよ。

そのうちに、お客さんから特盛とかメガ盛りをリクエストされちゃってね。

2.一橋生との繋がり

〜一橋大学の学生との繋がりというのはいつ頃から始まったのでしょうか

そうだね、お惣菜屋さんを始めた当初ぐらいは、一橋のロースクールの子達がよく利用してくれたんだよね。

その後から、近くにあるラグビー場からラグビー部の子とか、テニス部の子達とかも来てくれるようになったんだよね。

ラグビー、ラクロス、野球、テニス、バスケ、アメフト、サッカー、フィールドホッケー

と柔道部、応援部の子とかもよくきてくれるかな。

ラクロスの試合もね一度だけ見に行かせてもらった。東京大学との試合だったかな。

〜ありがとうございます。是非、また足を運んでいただけると嬉しいです。

〜それぞれの体育会で注文するメニューに特徴とかあるんでしょうか?

ラクロス部の子達は豚トロと鶏一枚を注文する子が多いかな、ラグビー部の子はチャーシュー丼とかを注文する子が多くてね。これもラグビー部の子が家で作って食べてるって言っててね。「作ってくれませんか」ってお願いされちゃってね。

お客さんからの提案で出来たメニューが多いんだよね。

昔は牛肉を扱っていたんだけどね、その時は野球部の子達が牛肉をたくさん注文してくれて、野球部の子達で牛肉を食べつくちゃうことがよくあったね。

〜一橋の学生全体に対しての印象は何かありますでしょうか

だいぶ変わったよね。明るい学生が増えたよね。イケメンも増えたしね。昔はちょっと、なんていうか暗いっていうか、すごく悪く言うと陰険っていうか

〜陰険ですか笑笑

〜一橋の学生に対しての要望などはありますか?

毎日顔出しなさい。みんな4年間しかいないからさ

〜ありがとうございます。これからもいっぱい食べさせてもらいます。

〜やおぎんでご飯を食べさせてもらった後に、「いってらっしゃい」と言ってもらえます。他の飲食店ではない取り組みだと思うのですが、どんな思いから声をかけられているんでしょうか?

自分の息子が、野球留学していてね、その時家族と離れて寂しいだろうなと思って。

やおぎんのことを実家のように感じて欲しいという気持ちから「いってらっしゃい」と声をね。

〜やおぎんに来るといつも実家のような安心感を覚えます!

3.男子ラクロス部Serpents 主将から

男子ラクロス部キャプテンの七尾さんの方から男子ラクロス部の紹介をお願いします。

男子ラクロス部の近年の成績としては

2009年に学生日本一になって以降

2017年に関東ベスト4になって以降、関東の1部にはいるものの、ベスト4進出がここ数年できていない現状があります。

今年の特徴は4年生の代がコロナ直撃の世代なので、3年生や下級生の若い力も活かして戦っていきたいと思います。

泥臭いプレーで「走り勝つ」ということを掲げているので、「走り勝つ」ために、やおぎんさんで栄養をいっぱい蓄えさせてもらって体をでかくしたいと思います。

今年こそは、やおぎんさんにいい報告を届けます!!

本日はありがとうございました。


この記事を書いた人を知る

ikkyomeikan

一橋名鑑の管理用アカウントです。

このライターが書いた記事をもっと読む